デパケン 片頭痛 適応

片頭痛と適応薬のデパケンについて

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慢性的な頭痛に悩まされている方は多いのではないでしょうか。
その代表的なものの一つに「片頭痛」が挙げられます。
片頭痛とは、頭の片方(両方の場合もある)がずきずきと脈をうつように痛むことが主症状となるものです。
階段の上り下りや、しゃがんだりすることなどの動作で痛みが増強しやすく、吐気を誘発し実際に吐いてしまう方もしばしばみられます。
光や音などの刺激にも影響を受けやすく、TVやラジオなども鑑賞することができなくることもあります。
発症率は非常に高く、100人中8〜9人が罹患しており、30、40代の女性では、5人に1人が悩まされているという報告も見られます。
片頭痛の診断基準としては、頭痛が4時間から72時間続く、ずきずきとした頭痛、日常動作により頭痛が増強する、吐気、感覚過敏、他の疾患による頭痛ではない、上記の事柄が5回以上ある、などが挙げられます。
片頭痛には、前兆を伴うタイプと伴わないタイプの2つが見られます。
前兆で、最もみられるものは、目の前で光がちかちかする、視界の一部に歯車のようなギザギザしたものが見える、などが挙げられます。
その他、手足のしびれや話しにくくなるなどの予兆が見られる場合もあります。

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片頭痛の原因としては、十分に解明されているとは言えませんが、治療法としては痛みが生じたときにおける早期の改善を目指す急性期治療と、痛みの予防を目指す予防治療があります。
急性期治療としては、鎮痛剤やトリプタン系薬剤などがあります。
また、予防治療の、代表格とされる適応薬剤としてはデパケンが挙げられます。
デパケンは、元々てんかんを抑えるための適応薬剤として用いられていましたが、その後、片頭痛においても著明な効果が得られることが分かり、日本においても2010年に保険適用の薬剤として採用されています。
デパケンが有効な理由としては、GABAの働きを強めたり、神経細胞の膜を安定させることで神経細胞の興奮を抑えることが考えられています。
てんかんの場合に比して、比較的低用量で効果を発揮することが分かっており、有効であれば半年ほど継続して、頭痛のコントロールが可能だと判断された場合に減量していくという過程が一般的です。
デパケンは片頭痛の予防治療における適応薬としては、非常に効果が高いことが分かっていますが、奇形児が生まれるリスクが高まる可能性などが認められており、服薬に関しては専門医との十分な相談が必要になります。

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